昨年9月の祭りに引き続き、二回目の祭りを開催することが出来た。「継続は力なり」。続けることに意義がある。どんなに忙しくてもこの祭りは続けていきたい。
今回から 「氷川城例祭」 に格上げし、ゆくゆくは奥多摩の名物祭りになってもらいたい、という気持ちを込めてみた。 大志はあってもやはりフタを開けるまでは心配だった。「天気さえ良ければきっと人は来てくれるだろう!」。そう自分に言い聞かせるとともに、 「出展者がこれだけ楽しみにしているのだから、それだけでまずは大成功じゃないか!」とも思った。 そして迎えた祭り初日。天気は爽やかな初夏の陽気。気持ちいい風が吹き、まるで高原のよう。青梅街道を行く車は直前の黄金週間に比べると若干少なめ。 遊びと久々の仕事で疲れて「午前中はのんびりするか」といったところだろう。それでも多くの方が来城してくれた。午後になり陽気に誘われたか車も増えると供に、 来城者も増えてきた。とてもいい感じ。出展作家さんたちも川原で弁当を食べたり、作家同士、またはお客さんと話し込んで銘々楽しんでいるようだった。 ワシを喜ばせるに充分な光景である。 今回の目玉と言ってもいい夜の宴。なんと料理研究家の 上田淳子さん とその仲間たちが参加作家たちのために腕を振るってくれた。 これを目当てに参加してくれた作家も多いのではないか?閉店後宴会場に早変りした「エミケンのお店」。そこに並んだゴージャスな料理の数々。 山奥でこの料理を堪能できる贅沢!祭りムードは最高潮。ワシは連日の疲れが出て無念にも宴半ばで脱落してしまったが、 omitment の オミさん を筆頭とした猛者連は日付が変わっても杯を交わしていたそうだ。オミさん、今度は体調万全で挑戦します! 二日目も天気に恵まれた。誰に感謝すればいいか分からないが、天気だけはどうにもならないので、とにかく感謝の気持ちで一杯だった。 そして大成功の予感が満ちてきた。朝食も上田淳子さんと仲間たちお手製。贅沢極まりない。二日酔い気味の者もお疲れ気味の者も、この純和風朝食で 元気がみなぎった。皆あまりの美味さに米が進み、米不足の危機に瀕したが、エミさんが我家秘蔵の冷凍ご飯を出してきて事なきを得た。 この日は開店から客足が多かった。各作家さんともいい感じで忙しそう。ワシも「一期一会」で大忙し。大量更新したのでそっちも見てね! 昼を過ぎると城の内外、あちこちのテーブルで喫茶する人たちが。半分は出展者であるが絵的にとてもいい。自分で言うのもなんだが、 まるで素敵な山のカフェである。ワシが夢に描いた空間が目の前にある。至福。脚は棒のようになり声はかすれてきたが、おかげでまた元気がみなぎり、 奮起猛攻総攻撃、最後の肉弾一期一会を再開することができた。 そして祭りは無事、大成功のうちに終わった。前回に勝る充実感。下世話だが売り上げも前回を越えた。この完全勝利は全て、出展作家さん、お手伝いしてくれた方々、 裏方に徹してくれた方々、そして来城いただいた方々のおかげに他なりません。ありがとうござます。次回祭りもどうぞよろしくお願いいたします。
|
不許複製著作製作エミケン | Copyright (C) 2005-2009 emiken All Rights Reserved. |