●2009年2月28日 ひな祭会

タイゾーの保育園の
ひな祭り会 に行ってきた。
連中の出し物は
「動物たちの飛行機旅行」 的なもの。サルとパンダとペンギンだったかな。タイゾーはペンギンだった。
北極かどこかで「ペンギンプロレス」なるものをやってペンギンチョップやペンギンキック、ペンギンパンチを繰り出していた。
ペンギンだから手足が短く、それも考慮した動きでかなりウケた。現在我家でペンギンチョップが密かに流行。「ちょっぷちょっぷ!」
●2009年2月27日 納品
<食卓/座卓> を納品してきた。
広い新築のお宅。一階の居間は開放的で明るい広々とした空間。ここの真ん中に <食卓/座卓> は置かれる。家の中心。家庭の
中心。団欒の中心だ。これからこの家族とともに年を経る。テーブルって家具の中でもとりわけ思い出が刻まれる物だと思う。
先月生まれたばかりの赤ちゃんがいる。ああ、家具屋っていい仕事かも。
追伸:お客様宅で写真を撮るのを忘れてしまいました。よければ写メールしてくださーい。
●2009年2月26日 ヒジカタさん ご来城

打ち合わせのため
「奥多摩町子ども家庭支援センター」
の
ヒジカタさん が来てくれた。奥多摩町子ども家庭支援センター(通称:子育てサロン)は子育て中で
なかなか憂さ晴らしできないお母さんのために定期的に様々イベントを企画している。もちろんお母さん以外でも参加可。
ワシの見るところとても精力的であり、企画にも愛を感じる。その仕掛け人がヒジカタさん。挨拶程度の面識しかなかったがそれでも
「只者でない」と感じさせられた。そして是非ともこの人とコラボしてみたい、と思いワシの方から企画を提案した。
5月頃にエミケンと子育てサロンの共催で
「いろんな木でバターナイフを作ってみよう!(仮称)」 というイベントを
開催する予定です。詳細決まり次第エミケン家頁、子育てサロンHPにてお知らせします。奮ってご参加下さい。
●2009年2月21日 脚組立 + のぺ来城

<食卓/座卓>の脚部分を組み立てた。接続式の脚なので実際組み立てる脚は短い。だから作業は普段のテーブルよりは楽である。
極太脚の座卓、けっこうかっこいい。組立が楽と言ってもやはり四苦八苦する場面がある。そんな場面の時に
ちょうど
のぺ子 登場!挨拶もそこそこに早速手伝ってもらう。接着は時間との勝負だからね。助かった。
今朝突然 のぺ子 から「行ってもいいですか」と電話があり来てくれた。「何事だべ?」と思ったが久々だし、近況も聞きたかったので
嬉しかった。今勤める家具工房がこの不況でなかなか、、、と言うような不景気な話だった。がしかし宴も進むうち、
ワシの舌も滑らかになりだんだんスピリチュアル(精神論)な方面へ。
そして のぺ子は 「今日エミケンを訪ねた意味がこれで分かりました!」と目をキラキラさせていた。
エミさんもワシもただ、のぺ子に関する常日頃思ってることを言っただけなのだが。でも良かった。今日はことのほかのぺ子の心に
響いたようだった。なんにせよがんばってくれよ。応援してるから。
そう言えば今日はちょっと面白い日だった。昼間電話で「今日お店伺ってもいいですか?」という問合せや、「お店見れますか?」
と訪ねてくれる人が続いた。そしてのぺ子の突然の来城。そしてもう一つ。実は驚くような出会いが超近所で起きた。
氷川城よりも奥多摩湖方面の青梅街道沿いに、昨年いつの間にかちょっと気になる店が出来ていた。ワシがジョギング中に見つけたのだが。
今日はどういうわけか「行っちゃう?」となった。
「STANDARD MOTORCICLE LEATHERS」 というバイカーモノの皮革工房。とても男心をくすぐるカッコイイ外観と店内。
ご近所同士の同じ物づくりとして挨拶しておきたかった。で、ワシとオーナーの
タカハシ氏 が話していると突然エミさん
「タカハシさんですよねー!」
タカハシ氏/ワシ:「(なんだべ?)」
エ:「アキモト(旧姓)です!以前レッドムーンにいた!!」
どうやら氏にも分かったらしい。エミさんがかつてワシと知り合う前、もう13年ほど前3ケ月ほど務めていたバイカーズショップの
先輩だったそう。そりゃーもう大騒ぎさ。なんだかとっても嬉しい再会と出会いである。
彼もワシが構想する
「奥多摩からモノヅクリでナニか発信する会(仮称)」 の一員決定!です。
いやー、また奥多摩が面白くなりそう。タカハシさん、どうぞよろしくです。
ということでなにか面白い一日だったのだ。工房入口にフライパンぶら下げたからかな?
●2009年2月19日 半鐘?

2月12日の日報を見て知人が「風水によると玄関にウィンドウチャイムを置くと良いそう」と教えてくれた。
で、早速付けてみた。これは工房の入口。なかなか景気のいい音。皆さん叩きに来て下さい。
●2009年2月18日 摩天楼

<食卓/座卓>の脚を加工中。構造はいたって簡単。脚を継ぎ足すだけ。とは言っても強度に不安があったので脚を試作して
入念に確認した。新しく出来ることが増えるのは本当に嬉しいものだ。
●2009年2月16日 メープル天板

現在製作中の <食卓/座卓> の天板を加工中。今回の卓も前回の
<昇降食卓> に引き続き面白い仕様。
その名の如く普段は食卓として、そしてある時は座卓として使用できる卓である。最終的にごくシンプルな意匠に落ち着いたが、
決まるまで試行錯誤。この過程がやっぱり楽しい。
今回の材料はメープル。日本の材だとイタヤカエデが近いかな。非常に緻密で硬く、色の白さが際立つ。赤子の肌のようななめらかさです。
今回納品するお宅にもお子さんが二人いて、下の子はリュウゾーと同級生。この食卓/座卓とも同級生。同じく歳を重ねるんだね。
あ、ウルッときた。リュウゾーのために我家も食卓作らなきゃ。今年度中か・・・。
●2009年2月12日 「顔」

今まで殺風景だった氷川城の正面玄関。徐々にではあるが化粧している。入口がいつまでも手付かずでいるのが常々心に
引っかかっていた。あんまりみすぼらしい入口では運気も入ってこない。一念発起して看板を作った。今までの看板も
アジがあったが、やはり看板は気張りたい。といってもそんな大袈裟なものではないのだが・・。
しかしワシの心にわだかまっていたものがなくなったのでワシの目から見るととても素晴らしい看板に見える。心にもやもやした
ものがある状態では上手くいくものもそうでなくなるからね。ある意味「儀式」だったのかも。
いやー、実にスッキリした。ついでに郵便受けまで作ってしまった。なにかとたんに気持ちが晴れがましくなってなんでも
上手くいきそうな気持ちになってきた。運気向上に看板作り、お勧めです。
●2009年2月3日 グラピア到着! + オオタ家ご来城

本日待ちに待った
グランドピアノ が氷川城に届いた。そう、先日世田谷のお宅まで見に行ってきた物とはコイツだったのです。
グランドピアノ。実に美しい。アップライトを持っていはいたのだが、これはやはり「コンパクトに」というお題に基づいて作られて
いるので意匠にも機能にも無理がある。スーパーカブや軽自動車、狭小住宅など似たようなコンセプトで産まれた製品にも独特の
美しさはある。しかし、機能をとことん追及して産まれた意匠、アメ車(昔の)、ハーレー、石油コンビナート・・・などの美しさには
オリジナルのゆるぎない美しさがある。・・・語りすぎ?グランドピアノにもそんな美しさを感じた。
そして当然その音。音楽ど素人のワシでも分かるその差歴然の音質。たまらんです。今回いろいろな人のおかげでこのピアノを
入手することが出来ました。本当にありがたいことです。どうもありがとうございました。「エミさんピアノリサイタル」
開催時には最前列の桟敷席を用意してお待ちしております。
さて夜、白丸の金属作家オオタ夫妻をお呼びした。二人で
恵方巻 を食べるということだったので便乗させてもらおうと
呼んでしまったのだ。しかも我家のビールが切れていたのでビールまで持ってこさせてしまった。奥さんの キョウコちゃん は
上方出身ということで幼い頃から慣れ親しんだ習慣だそうで、手際よく太巻きを作ってくれた。関東で流行りだしたの、ここ10年くらい
だよね?確かセブンイレブンだかで売り出してたような。
「今年の恵方、東北東(誰が決めるの?キョウコちゃんも知らないそう)に向かい、無言で喰らうんだよ」。皆で確認する。無言が
重要らしい。特にタイゾーに言い聞かせる。そして喰らう。次の瞬間
タ:「タイゾーくん、さきにたべちゃったぁ!」
皆:「(しゃべんなって言ってんの!)」(心の中で叫ぶ)
タ:「アハ、アハハハハ・・・」
皆:(噴き出す)
ったく、クソガキめ。しかし実に美味い太巻きでした。そして実に貴重な経験でした。日本の季節の行事、大事にしたいと思う。
特に子供たちには子供のうちに経験させてやりたい。オオタさん、ありがとうございました。次は雛祭りですな。
●2009年2月1日 三人娘来城

久々に
三人娘 が来てくれた。「今頃なにしてんのかなぁ」と常々気になっていた。
「東京の庭 baum」 なる冊子を持って来てくれた。東京都の補助金を受け製作された、多摩産材普及を目的とした冊子。
役所がこういうものを作るとつまらなーいモノになりがちだが、流石三人娘。素敵な冊子です。着眼点といい、写真といい、文といい、
つっこみぷりといい。やはりワシが育てた?だけはある。いいセンスです。興味のある方は
「cocon制作室」 までお問合せ下さい。エミケンでも
配付中です。無料!です。