●2008年11月29日 佐藤塾忘年会

我ながらここのところ集中して仕事している。息抜き息抜き。逆にこの日を心の支えに集中できていたのかも。今回は
相模原のアカネ実家を会場として使わせていただく。ありがとうございます。
今回はコウさんの生誕51周年記念も兼ねた宴。おめでとう!見えないね。そんなコウさんとアカネのお母さんが子連れのエミケン家と
マツダ家のために料理の腕を振るってくれた。なんだか全てにおいて恐縮です。でも本当に楽しくのんびりと過ごせました。
重ね重ねありがとうございます。
アカネ母は沖縄竹富島の人なので琉球料理を振舞ってくれた。実はサッパリ系の味付が多い琉球料理。子供たちにも大好評。
特に直訳で「揚げ砂糖」を意味するアンダーサーダギーはバカウケ。自他共に認める料理通のコウさんの作品も迫力と新鮮に満ち、
大満足。料理のできる男ってのは男から見てもかっこいいですな。
ちょっと早いけど素晴らしい一年の締めくくりになりました。
●2008年11月27日 階段箪笥乾燥中

<階段箪笥>を乾燥中。柿渋弁柄で着色後、オイル塗布を終えあとは乾燥するのを待つばかり。夏場だと3日もあればオイルは乾くが、
この時期の奥多摩は気温が低いのでそうはいかない。先日ようやく取り付けたお店の薪ストーブをガンガン焚き、乾燥を促す。
それでも一週間はかかる。もうこの時点で今月納品間に合いませんな。ハシノさま、申し訳ありません。
●2008年11月24日 階段箪笥組立

<階段箪笥>の組み立て作業をした。だいぶ夜遅いことが写真の雰囲気からわかるだろうか?いっつも尻に火がつくのが遅いんだよね。
我ながらいやになる。写真は小物部品。一部塗装済みの箇所があるのは、組み立ててからでは塗装が難しい箇所。
こういう段取りを図面の段階で詰めておかないと、あとでとんだ騒ぎになる。さて今月納品間に合うか!?
●2008年11月20日 晩秋のある一日

いよいよ工房前に落ち葉が溜まるようになった。ちょうど吹き溜まりみたいになっているので強風の翌日などはたっぷり溜まっている。
青梅街道を歩く者で毎日のようにタバコを投げ捨てるバカ者がいる。枯葉に燃え移ったら大変なことである。KENTを吸ってるあなたです。
こういうバカ者がいるので掃除はおこたれない。まあいずれにせよ掃除はしなくてはいけないのだが。
今日は保育園の保護者会役員のお母さん方が氷川城に集合した。来月のクリスマス会で子供たちに役員から演奏のプレゼントをするので、
その練習をするため。第一回練習日だったが、なかなか皆さん上手い。今から本番が楽しみだ。
●2008年11月19日 金物

現在製作中の
<階段箪笥> の部品が届いた。
いつもお世話になっている東京の老舗
「西川商店」 さんの家具金物。やはり高級感が違いますな。
和家具用の金物を扱っているが、ここの金物はほんとかっこいいので今時の家具、いわゆる「モダンデザイン」ってやつですか?
にもとても似合うと思う。いずれエミケンの和家具以外の作品でも利用したいと思う。
●2008年11月17日 嫁いだ物たち

バタバタしてて今月初めに嫁いで行った連中を日報に載せてやるのを忘れていた。悪かった。
<ちゃぶ台90> と
<火星人腰掛> 。先方で愛されるようにしっかり働くんだぞ。
●2008年11月16日 父ちゃん日

久しぶりにタイゾーと二人きりで過ごした。もう一匹チビっこいのが増えると、なかなか「専属」で遊べない。なんたって
チビっこいのも可愛いからねぇ。しかし最近身体もでかくなり体力も増強したタイゾー、体力を消耗させないと夜早く寝てくれないし、
家の中で大暴れして困る。そこで「ぶらり青梅宿の旅」に出かけた。旅って程のものでも、出かけたって程のものでもないけどね。
日常的に車で通過する青梅駅周辺。車から眺めると大して魅力的でもない街である。見慣れた風景ってのもある。あらためて観光って
こともなかろう、と高をくくっていたが、間違っていた。歩いてみるよなかなか魅力的な街だった。
その昔「夜具地」の生産日本一を誇っていた青梅。古い工場がたくさん残っている。例の「ノコギリ屋根」の工場です。
あれはかっこいいね。どういう目的であの意匠になってるのだろう?間違いなく意味あるよね?採光?で、その古工場を利用した
工房やギャラリーがいくつかある。夢の空間ですな。こんな空間だといろいろ創造できそうだ。その他にも古い建物や蔵を利用した
カフェやギャラリーが結構多い。裏通りに入ると昔の遊郭風の建物もある。山がちな地形なので坂も多いがおかげで絶景も楽しめる。
古い建物に挟まれた狭い路地を歩いていると不意に古刹にめぐり合う。多摩七福神のひとつだったりする。狭い土地柄、
路地も建物も寺もコンパクト。それがとても心地よい。
しかしワシが一番行きたかったのは
「赤塚不二夫会館」 なのだー。日曜だし、先日氏も亡くなった
ばかりなのでさぞかし混んでるだろう、と覚悟していったがそうでもなかった。涙が出るほど懐かしかったね。彼はやっぱり天才だ。
彼のセンスは今でもまったく通用する。実に単純明快で痛快で「これぞ娯楽!」。このクサクサした時代にこそもう一度
読まれるべきですな。昭和の路地を再現した内装にタイゾーは若干引き気味だった。怖いらしい。いい感性してるよ。
少年になるというのは、この怖さが「ワクワク」に変化することを言うのだ。
詳細書ききれませんがとにかく素敵な小旅行だった。タイゾーも頑張って歩いた。自然の多い青梅。タヌキにも遭遇できた。
タイゾー曰く「あれタヌキじゃないよ。ジャイアントパンダだよ!」。すごい街だ。
●2008年11月15日 舟を漕ぐ

土曜日の昼食時の絵です。ようやくこの映像をモノにできた。決定的瞬間です。普段なかなかお目にかかれないなぁ、と思ったが、
平日は保育園行ってるからね。保育園では日常的な光景なんだろうね。これを見たくて子供を作った、と言っても過言ではない。
もう生で見るとたまらん!「食べたいけど眠たい・・でも食べたい・・でも眠たい・・・」てな感じ。もちろん動画も撮りました。
ガキは日々全力投球ですな。
●2008年11月14日 オオタアンテナ

白丸のオオタサンからもらった秘密兵器。工房で使っているラジオのアンテナに取り付けたらラジオの入りが格段によくなった。
ここ氷川城は山に囲まれた場所なので、どうしても電波が悪い。辛うじてNHK−FMは入るものの曇の日などは入りが悪くなる。
他局は全く入らない。それがこの
オオタアンテナ を付けるとNHK−FMが鮮明に入るようになったばかりでなく、
J-WAVEもきれいに聴けるようになった。驚いた。東京FMはいまひとつ。それでもなんとか聴ける。作業中は無駄話、
バカ話をせず静かな曲を流し続けてくれるNHK−FMは本当にありがたい。民放の猥雑ぶりには閉口する。
しかし、なんとなく俗世の雰囲気を感じたくなる時もある。そんな時はピストン西沢ですな。
で、このアンテナの正体ですが、なんと実は
溶接棒 でした。溶接の棒です。金属です。普通のハリガネとは
違うんだろうね。やたらコシがあるし金色だし。もちろん以前、普通のハリガネをアンテナにくくりつけてみたこともあるが、
まったく変化無し。逆に雑音を効率よく捉えてしまったぐらいだ。だから同じ金属と言ってもナニカ違うんだろうね。
へんぴな場所で一人黙々と物作りをする「ラジオが恋人」の方。お勧めです。
●2008年11月12日 足りぬ足りぬは工夫が足りぬ

工房で5年程使っている箒がいよいよ使用困難になってきた。ほぼ毎日、そうとう酷使している。箒の束がほぐれ、
根元が割れ、まったく腰がなくなりぶらんぶらんのバラバラ。まぁ7、800円位の物だからまた買やぁいいな。
早速ホームセンターで箒を物色するもどうもピンと来る物がない。まったく安物が多い。こんなのじゃまたすぐゴミになってしまう。
前のはなかなか使い勝手も良く耐久性も抜群。「治してみるか」
そして小一時間かけて治した。ワシの時給を考えると修理代2000円ってとこだろうか。安くない。しかし抜群の使い心地がよみがえった。
昔の人だったら当たり前の事だな。なんだか安易に物を捨てようとする自分が恥ずかしくなった。この箒はいつまでも身近に置いておき、
いつまでもワシの安易な心を戒めてもらおう。ワシの心の邪念を掃き清めてもらおう。
●2008年11月10日 ieマリ ご来城

バッグ作家の
マリちゃん と、焦がし絵作家の
ie(イエ)さん が遊びに来てくれた。
詳細は
ieさんブログ にて。
未来につながる有意義な話(飲み?)ができましたな。次はこれを実行に移さねばね。そして定期的に集いましょう。
いろんな意味でナニカワシのやりたいことの方向性が見えてきました。マリちゃん、ieさん、今日は遠路ありがとう。
●2008年11月5日 オオタ工業

白丸の
オオタサン が柿をくれると言うので久々に工房を訪ねた。(詳細は「日報」2007年12月15日を参照)
オオタサン、夏はずーっとカヌーのバイトをしてたのでほとんど工房作り、作家活動は出来なかったようだ。ワシもちょっと前まで
はそうだったので気持ちはよーく分かる。ツライよねぇ。でもそんな境遇がまた楽しくもあるのだが。
それでも随分鉄作家さんの工房らしくなってた。と言うよりオオタサンらしくなってた。やっぱりこういう、なんと言うか癖のある人の
作業空間ってのは、やっぱり楽しいね。タイゾーも大喜び。父ちゃんの工房にはない物がいっぱいあるもんな。子供って、特に男の子って
こういう無骨でちょっと危険な空間、大好きだよな。ケッコウケッコウ。帰りたがらなくて大変だった。
オオタサン、キョウコチャン、お邪魔しました。また遊びに行きまーす。
●2008年11月4日 焼き芋会

今日は保育園の
「焼き芋会」 。大きいクラスの子供たちが先日芋掘りに行き、乾燥させておいた芋をいよいよ焼く。
先生達だけでは焼き手が足りないので、ワシとナカイ氏に召集がかかる。ナカイ氏はワシと同じく脱サラして奥多摩に移住した人物。
奇しくもワシと同級の昭和44年生まれ。しかも相模原育ち。しかも中学時代、市のサッカー代表選手に選ばれていたという。
ワシもなのだ。ナカイ氏はなんとなくワシを覚えているそうだ。狭いねぇ。脱サラ移住組は声をかけやすいのだろう。
子供たちがアルミ箔にくるんだ芋を丹精込めて焼く。途中一緒に給食に呼ばれる。期せずして大歓迎。いやー、嬉しい。
こんなオヤジたちでも嬉しいんだ。ありがとう。
すっかり打ち解けたワシは、焼き芋そっちのけで子供たちの写真を撮りまくった。どこにカメラを向けても素晴らしい被写体だらけ。
大はしゃぎする子供たちのなんと光り輝いていることか。炭を渡すと手が汚れることに大喜び。「さぁ、その手で顔をふいてみよう!」
と言うと本当にやる。そして顔が黒くなることに更に大喜び。今度は競って誰が一番汚れるかが始まる。サイコウだ。
そんなこんなで芋そっちのけだったが、ナカイ氏が黙々と焼いてくれたおかげで、素晴らしい焼き芋が100個近く完成した。
そしてお待ちかね、焼き芋を食べる時がきた。自分たちで掘った芋を食べるというのは、子供にとっても感慨ひとしおのよう。
興奮は絶頂に達していた。男子も女子も顔中鼻水と芋まみれになって食べていた。サイコウだ。ガキ万歳!
素晴らしいイベントに呼んでいただき、まことに感謝です。
●2008年11月1日 明かりが点いた

ネットで電球を購入。「一番安いところを」と探したら北海道の業者だった。どこの業者でもいいのだが、無事電球到着。
早速ソケットに取り付けて点灯式!うぉー、美しい!どうよ、美しいよね。うん、美しい。影がいいね、影が。
この空間ならなんでもかっこよく見えそう。ホッピーの箱もタイヤチューブも美しいではないか!
よーし、次はシーリングファンだ!そしてその次はライティングレールだ!オオタさんよろしくー!