●2007年7月29日 バウムクーヘン作り

とうとう実現しました、念願の
「焚き火でバウムクーヘン」!エミ氏、ずっとやりたいって言ってたもんね。
今回は例の
無料冊子の取材も兼ねた企画です。はっ!ご報告が遅れました!!実は例の奥多摩町に申請していた支援金。
見事獲得する事ができました!!しかも予想を大幅に上回り、申請金額の90%、約60万円弱!これでいい冊子が作れるよー!
奥多摩町、大感謝です。
本当は川原でやろうと思ったのだが、天気予報は見事雨!開始時は薄曇りだったが、万全を期し近くの東屋にて行う。この場所、
景色もよく、水道もあり、子供たちを放しておいても安全な素晴らしい場所。なのに全く知られていない超穴場。あんまり素敵な
東屋だから今度エミケンの看板ぶら下げてしまおう(ウソです)。
結果的に大正解。途中バケツをひっくり返したような雨が降ってきた。川原でBBQを決行していた方々は散々な目に遭っていた。
土砂降りの中、快適に宴をするのは非常にオツですな。
ドタバタと不慣れな手つきで開始したバウム作りだったが、流石に二時間もクルクルしていると、皆もうこの道何十年みたいに
鼻歌まじりになってくる。いやこれ、鼻歌でちゃうよ。ものすごい楽しい。楽しいなんてもんじゃない。なんでだろう?
もう興奮だね。これは体験してもらわないとどうにも伝えられない。
そして感動の竹からのはく離。そして更に更に感動のいただきます!菓子というよりパンのような食感。口の中のホクホク感。
噛むほどに甘みが出てくる深い味わい。市販の口中ですぐペースト状になってしまう、砂糖とバタータップリの甘ったるい、
手が油ベトベトになってしまう物とは比べようもない。ああ、これぞバウムクーヘン。人生でこれを食すか否かで、
なにか大きな違いが出来てしまいそうな、そこまで言っても言い足りない、うーん美味かった。
詳細は9月発行の無料冊子
「東京の庭」創刊号 にて。
●2007年7月28日 チームテイケイ祝勝会 於御岳

先日韓国で行われた
ラフティング世界大会 で見事日本の
チームテイケイ が
総合三位を獲得!!!
これはもう快挙です。凄いことです!ニュースでバンバン報じないのが不思議。
で、その祝勝会を
御岳オダ氏の店で行った。
スラロームカヤック女子日本代表選手の
竹下百合子ちゃんも駆けつけ、それはもうワールドなお祝いとなった。
やはり一流選手の話には勢いと情熱と前向きさに溢れている。しかも結果を出したばかりの彼らには、慢心ではない自信も
みなぎっている。こういう人間と酒の席で語れることのなんと幸せな事か。道は違うが、無性に「ワシもやるぞーっ!!」という気に
物凄いなる。
二年後の世界大会、今度は金色期待しております!百合ちゃん、がんばって北京に行こう!ワシ、横浜高島屋がんばれ!
(ショボくなーい!!)
※コチラも→
http://www.canoebar.jp/raft/teikei.html
●2007年7月27日 荒澤屋若旦那一家 ご来城

先日の「タバスコ会」の一員でもある
荒澤屋 の若旦那一家が遊びに来てくれた。
いやー、突発的だったね。このノリは実に楽しい。前々から都合を合わせ、持ち寄るものを考え・・の飲みにはない勢いがある。
突発的にもかかわらず皆の都合、集いたいという気持ちが一致するという事は、これはもうこの日この時に集うことが
まるで必然であったかのように、話題の密度も重要度も容量も大きい。そして最後に「あぁ、だから今日は集まったんだね!」と、
満場一致で納得する。
まさしくそんな宴だった。実は彼らと飲むのは今日が初めて。飲みどころか、今まで保育園の送迎時に挨拶を交わす程度の
お付き合いだった。それがこんなに急接近!しかしこの急接近も必然性を強く感じる。なんだろうねぇ、出会いって。
本当に面白い!!!
たーくん、コズエ嬢、ソラ君、ハナちゃん。これからもどーぞよろしくお願いいたします。
(あれ?タイゾー写ってないねぇ?あ、ハナちゃんも。)
●2007年7月26日 食卓製作

さいたま市のお客様の食卓。もう一息で完成です。材はナラ。食卓はナラとウォールナットが好きだなぁ。使い込んだ時の経年変化が
やはり美しい!ナラの飴色のツヤは何ともいえない。
やはり素晴らしい材料には簡素な意匠が一番!簡素ゆえに耐久性を確保するのは実は容易ではない。なんでもない食卓の脚の構造は、
こんな風になっているんです(写真左)。これで耐久性も問題なし。見えないところの美しさはまさしく機能美。
そして仕上げの
木油塗布。こんないい色になるのだ(写真右)。
今回は珍しく納期に余裕をもって間に合いそうだ。ああ、気持ちいい。
●2007年7月24日 奥多摩旅館業 若旦那衆

御岳のオダ氏と奥多摩旅館業の若旦那衆の集い
「タバスコ会」 に顔を出してきた。奥多摩を変えてやろう!と
情熱をもって取り組む頼もしい若旦那達である。
今回はオダ氏が中心となって取り組んでいる、そして只今都に申請中の NPO法人
「奥多摩カヌーセンター」 と旅館との
「宿泊パック」について相談に行った。これからの奥多摩が観光の町として特化していくにはカヌーは外せない。
これからは「東京から近い」というだけでは他の頑張っている地方には到底かなわない。折角カヌー、ラフティングの出来る
極上の環境があるのに今まで手付かずだったほうが不思議なくらいだ。オダ氏はお隣の青梅市の住民であるにもかかわらず、
奥多摩のために東奔西走してくれているのだ。
若旦那たちの反応も上々。まずは小規模だが情熱溢れる面子で事を起こし、軌道に乗って(これは間違いなく流行るのだが)きたら
町ぐるみで盛り立てよう、という作戦だ。
ワシもそんな面白い場面に早い段階から関われるのは非常に嬉しい。協力を惜しみません。奥多摩、またひとつ面白くなってきたよ!
●2007年7月23日 エミケン夏休み

大変ご無沙汰しておりました。14日から20日まで夏休みを取得いたし、青森秋田に行って参りました。
まあ盛りだくさんで、とてもここでは書きつくせない思い出深い旅行だった。今までも何度かこの地には行っているが、タイゾーが
産まれてからは初めて。同じ場所でも全く違う価値観で接する事が出来「子供との旅行ってのはいいもんだなぁ」としみじみと感じる
旅行だった。
ワシの楽しみだった、世界遺産
「白神岳」に登ることは天気の都合で残念ながらかなわなかったが、実はこの日体調が
物すごく悪く、結果的に登らなくて正解だった。また登りに行くよ。
タイゾーは川が大好きなので海も好きだとは思ったが、あのはしゃぎ様は見ていて痛快だった。寄せては返す波に大興奮。
ワシにもそんな記憶があるのを思い出した。夏休みの父親との海遊びってもはいつまでも記憶に残るよね。
少年の日の淡い幻影ですな。
漁港で水揚げされたばかりの魚をみては大喜び。まるで自分が獲ってきたかのようにワシに「これも見ろ。あれも見ろ。」
と指差して案内してくれた。アンコウって凄いね。秋田では田んぼに落っこちてみたり、忠犬ハチ公の銅像にまたがったり。
新幹線も大興奮だったな。お墓にお供えしたバナナも食ってしまったっけ。
うむ。実にいい旅行だった。青森秋田、ありがとう!
※写真右:小3の甥っ子 リョウ
●2007年7月11日 カヤック修理完了

FRP製の競技用カヤックを先月末に修理に出した。コーミングという部分が壊れて水がバシャバシャ入ってくる。ちょっとした修理なら
自分で出来るのだがこの部分は玄人でないと難しいので、東青梅の
アイザキさん に持っていった。
アイザキさんは元々レース用バイクのカウリングを製作していた工房だったが、土地柄競技用カヤック、カヌーの修理の依頼が多い。
一時はオリジナルカヤックも作っていたそうだ。カヌー人口の増加もあり、現在では大半の仕事がカヤック、カヌーだそうだ。
ワシがお願いした時も5ハイほど舟があった。
「急ぎじゃない?」と言うから「どうぞゆっくり、お時間のあるときにやってください」と言っておいた。
同じ職人として急かすことがどうも心苦しい。もちろん早いに越した事はないが「二ヵ月はかからないだろう」と思っていた。
それが昨日できたと連絡が来た。早い!さすがこの道30年の大職人。ワシも見習わねば。お客さんに「ゆっくりでいいよ」
なんて言われた日には、ホントにゆっくりしてしまう嫌いがあるからな。こんなことではイカン!!
完成度も申し分ない。非常に美しい。お願いしていないほかの細かな傷も修理してくれてた。これがホントの職人魂だな。
FRPのご用命は、どうぞアイザキさんへ!
●2007年7月9日 オダ家にて

突如思いつき、エミ氏に差し入れ(ラザニア、フォカッチャ)を作ってもらい、夜
オダ家 にお邪魔した。なんか無性に下界に下りたくなったのだ。
下界と言っても車で15分の御岳渓谷なのだが。突然お邪魔したにもかかわらず、ユーコさんが水餃子を作ってくれた。
美味かったです。
オダ氏も「どうしたんですか?」と驚いていたが、特に用件はなく、ただ御岳でメシが食いたくなったのだ。面白いね。
キド氏もいてとても楽しい宴になった。
突然お邪魔して失礼しました。また行きます。
※エミさん、いいね、その顔。
●2007年7月8日 日刊 タイゾー

きょうはまちにまった「とうちゃんび」だじょ。ひさしぶりにカヌーのせてもらったじょ。カヤックじゃなくてカヌーだ。みんなちがいわかるか?
わっからねーだろーなぁー。
きょうはだいほうし(サービス)でみずうみまでいったんだ。じつにきれいだったじょ。「おっ、セミのこえがきこえるじょ。
しずけさや〜 いわにしみいる セミのこえ」。とうちゃん、ふうりゅうだな。あんまりふうりゅうすぎて、
たいたいねむくなって、しまった、、じょ、、。みん、な、、お、や、す、、、。
●2007年7月7日 古箪笥修理 と お店進捗

今日は七夕だね。なのでちなんだ話でもしたいところだが、普通に仕事してました。
あ、弟の奥さんの弟(ワシから言うと何て言うんだ?)ヒロキが入籍した。「7」いっぱい付けたね、おめでとう。
さて、現在
古箪笥修理の依頼を受けている。秋田の箪笥なのだが、材料が実にいい。「昔の箪笥はみんないい材料でしょ?」
と思うかもしれないがそうでもない。庶民はいい材料など入手するのは困難だし、製材も全て手作業なのでどんな材料
(節があったり、割れてたり・・)も簡単には捨てない。古材の古材でも捨てずに再利用する。よって庶民の使う箪笥はそのままでは
あまり見てくれも良くないし、耐久性もない。だから漆で化粧し金物で補強するのだ。
しかし今回の秋田杉箪笥(そう秋田杉なんです)は生地仕上げ(無塗装)である。節はないし目はつんでいる。だから腐りも全くない。
色も鉱物的な色をしていて丈夫そうだ。引き出しの底板なんて見事な柾目。
これは秋田名物「曲げわっぱ」にも使えるような高級材だ。
そんな箪笥を修理させてもらっている。本当に惚れ惚れする材料だ。全体を洗ってやって、金物の錆を落とし、一部補修をし、
最後にカシュー漆をたんぽ摺りする。素晴らしい木目が出た。これであと数十年はいけるだろう。
さて、お店進捗。いよいよ
「壁のペンキ塗り」入った!!!当初紙を貼ってからペンキを塗ろうと思っていたが、昨日
エミ氏とアーダコーダして、結局「このまま塗ってしまおう!」ということになった。石膏ボードのつなぎ目やネジ頭などは
見えてしまうがアジですアジ!それもローラでなく「刷毛」で塗る事に。
「どうせ上手く塗れないのだからとことん下手クソに塗ってやれ」という作戦だ。
「弁当箱が美しくても中身が大した事なきゃぁねぇ〜」(エミ談)。そういうこと。勝負は家具と鞄ですればいいのだ!!
現在氷川城はカシュー用シンナーの臭いと柿渋の臭いとペンキの臭いでエライコトになっている。若干頭が痛い。
●2007年7月4日 お宝!

先日の打合せでさいたま市に行った際、再生利用店(リサイクルショップ)を何件か見つけた。そう、ワシが自信を持って趣味と
言える趣味は
「再生利用店めぐり」。車で初めての道を走る時は非常に心ときめく。目を皿のようにして店を探し、
見つけると急左折。必ず入る。大手の連鎖店(チェーン店)は看板も大きく見慣れているので比較的見つけやすい。
しかし、廃工場を利用した店や個人経営の小さな店、非常に雑然とした(汚い)店などは直前まで気が付かない。
大手はなかなか掘り出し物はない。価格を調査しているからだ。ワシが最近集めてる音盤(レコード)は特に。
大手はしっかり販売経路ができてて、売れ筋はがらくた区画(ジャンクコーナー)ではなく別経路で売る。
しかし煩雑な店は一緒くただ。
今回はそんな煩雑な店で「YMO」「井上陽水」を100円で購入する事が出来た。YMOは100円ではないよ普通。その他にも
「TULIP」「荒井由実」「オフコース」など懐かしいものを入手できた。全て100円。ワシの収集もだいぶ増えてきたぞ。
お店が出来たらナツメロかけるよ!
●2007年7月2日 打合せ
さいたま市の新築のお宅に「食卓」の打合せに行ってきたじょ・・きました。まだ完成していないのだが、間取りが出来たので
予定寸法のベニヤ板を持って行き、部屋に対してどんな感じか確認してきた。
食卓は毎日使うものなので、こうやってしっかりと納得のいく寸法を導き出しておかないと、後々「あー、あともう少し大きい方が
よかったかなぁ。」など、気にかかる事が食事のたびに思い出され「可愛さ余って憎さ百倍」になりかねない。
他の家具もそうではあるが、本棚や箪笥等は収納物がしっかり納まり、役を果たしていれば、多少のことはそれほど気にならない。
今回も現物合わせをして大きく仕様が変更になった。つまり行った甲斐が大いにあったというわけだ。
いい食卓作らせていただきます!
●2007年7月1日 日刊 タイゾー

きょうはな、エミととうちゃんとだいかんやまにいったじょ。エミのともだちがおみせだしてるんだってさ。
だいかんやまはおみせがおおいな。うらろじにはいってもおみせがいっぱいあるじょ。きょういった「むくり」ってみせもうらろじで、
さがすのがひとくろうだったじょ。でもしゃれたみせだったな。とうちゃん!エミケンのみせもあんなかんじにしような!!
エミは
シホさんのかばんかってたじょ。うれしそうだったな。
エミ、よかったな!じぶんへのごほうびだな。
たいたいはなんいもかってもらえなかったじょ。ちぇっ!でもえびすえきまえのインドカレーたべたから、まいっか。
うまかったなぁ。
とうちゃんがのってるビッグイシューもかったじょ。ホームレスのおっちゃん、ありがと。たくさんうってくれよ。